ブレーカーが落ちる、電気が消える、切れるときの対処方法
ブレーカーが落ちる、電気が消える、切れるときの対処方法
生活をしていると突然ブレーカーが落ちる事ってありますよね
突然漏電してしまうと夜などは赤辺りが真っ暗になってしまい大変危険です
そんな場合慌てずにどのように対応すればよいのでしょうか
ブレーカーが落ちる主な原因
電気の一時的な使いすぎ
外の設備、エアコン室外機、井戸ポンプなどが漏電してしまっている
配線経路がネズミなどによりかじられて短絡ショートしている
壁に家具などを固定するためにビスを打った時に電線を落ち込んでしまった
コンセントの先に繋がれた機械や設備が漏電もしくは短絡している
ではどのように見なければ良いのでしょう
問題がどこにあるのかを調べることが大切です
HOME分電盤内のブレーカの種類
まず最初に必要なのはご家庭内の分電盤の中のブレーカーが落ちている箇所はどこなのかを確かめます
どのブレーカーが落ちているかを見極める
分電盤内では一番左の大きいのがリミッターブレーカー
その右隣の大きいのが漏電ブレーカー (小さなテストボタンが目印)
その右側にたくさんある小さいのは子ブレーカーです
ブレーカーの特徴
ご家庭の分電盤で使われている4種類のブレーカー
リミッターブレーカー
電力会社から支給される基本契約容量が記載されるブレーカーです
契約内容のによりブレーカーの最大容量は変わります 契約アンペア表記
近年ではスマートメーターの普及により電力会社のリミッターブレーカーがない場合も多くなってきています
電力会社と契約されている最大使用量を超えるとブレーカーは落ちます
漏電ブレーカー
主にご家庭内の電気設備から電気が漏れている場合にブレーカーが落ちます
リミッター機能があり設備の過電流保護の役割をします
子ブレーカー
各部屋や設備に短絡ショートがあった場合にブレーカーが落ちます
リミッター機能があり設備の過電流保護の役割をします
設備用ブレイカー
エコキュートや蓄熱暖房機などの特殊な機械
太陽光などの設備専用のブレーカー
特殊な機能を持つブレーカー 感震ブレーカなど
ブレーカが落ちる原因と対策
リミッターブレーカーが落ちている場合
スマートメーターの普及により最近は取り付けされていないご家庭もあります
スマートメーター、リミッターブレーカの動作に関してはこちらをご覧下さい
リミッターブレーカーが落ちている場合は二つの原因が考えられます
原因1 電線経路の短絡
壁の中に入っている電線やコンセントの先にある家電などのコード
屋内のどこかで短絡ショートしている状態です
対処方法と手順
はじめに小さい子ブレーカーを全て落とします
大きなリミッターブレーカー漏電ブレーカーの二つを上にあげます
小さいブレーカーを端から一つずつゆっくりあげていきます
小さなブレーカーを一つずつ上げていくと大きなブレーカーが落ちる箇所があります
その子ブレーカーの先につながっている設備に問題があります
問題がある子ブレーカーは下げておきましょう
それ以外の子ブレーカーはひとつずつゆっくりあげましょう
これでひとまず家全体が真っ暗になってしまうことは回避できると思います
小ブレーカーの先の原因を調べるにはこちらをご参照ください
この方法は家全体が真っ暗になってしまうことを回避するための
一次的な対処方法です
その他に原因がある場合がありますので
お近くの電気工事店に連絡して点検してもらいましょう
原因2 一時的な電気の使いすぎ
電力会社などと契約している最大容量を超えた状態のためブレーカーが遮断しています
一時的に電気の使用量は多くなっている場合はリミッターブレーカーを上げて
家電などの電源を切りあたりを明るくできる照明などの必要な設備だけ
電源を入れましょう
夕飯の支度の時間帯は偏って一時的に電気設備の使用頻度が高くなります
お使いの家電製品の電気容量を調べ バランスよく家電を使いましょう
家電製品の電気容量を調べる方法はこちら
契約内容の見直しと点検
頻繁に起きてしまう場合などは電力会社との契約容量の見直しましょう
お電話にて契約容量を変更される場合
毎月送られてくる電気料金明細に記載されているお客様番号契約者名義契約者住所を用意しておくとスムーズに切り替えしてもらえます
その他にブレーカ本体故障などの原因がある場合があるので一度お近くの電気工事店に連絡して点検してもらいましょう
他のブレーカーが落ちる場合
漏電ブレーカが落ちてしまう場合はこちら
子ブレーカが落ちてします場合はこちら
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