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エアコンが冷えない理由!原因と対処方法


エアコンが冷えない理由!原因と対処法

年々夏の最高気温が高まっている今日この頃

自宅内においてエアコンが冷えないのはとても耐えられません

普段エアコンをつけているのは当たり前の中

急にエアコンが冷えなくなってしまうと

その暑さの中どのように対処すれば良いのかわかりません

エアコンから冷たい風が出て来ない理由にはどのような原因があるのでしょうか

またその対処法を考察しまとめてみたいと思います

エアコンが冷えない理由

エアコンが冷えない理由の多くは 三つに分類できます

環境要因

エアコン本体の故障

冷媒のガス漏れ

環境要因

エアコンが冷えなくなったと感じる原因には環境要因が考えられます

例年夏の暑さが増しているので今年はエアコンが冷えないと

感じる場合もあるかもしれません

外気温の高温

外気温が高まると室内に取り付けてあるエアコンからの冷風は弱まります

室内側に取り付けられているエアコンの吹き出し口近くから-10度の風が出てきた場合

単純に理論上では室外機からはプラス10°の風が出ます

これはエアコンの中にある冷媒ガスをコンプレッサーで圧縮して

熱エネルギーの変換を行っているからです

室外機を見てみると中で温まった冷媒を大きなファンが回って

扇風機のように冷やしてる様子が確認できます

特に直射日光が当たるような場所に室外機が設置してある場合では

太陽光線により室外機が温められ、そのぶん室内側のエアコンから

吹き出す冷風の力は弱まります

エアコン自体は設定温度を保つため室外機の中にあるコンプレッサーに

たくさんの電流を流し、室内側に冷風を供給しようとしますが

室外機側の温度があまりにも上昇しすぎてしまうと

冷風を出すことができなくなってしまう場合があります

また太陽光線を直接浴びた室外機は

コンプレッサーを回すのにたくさんの電流を消費し

電気代も多くかかってしまいます

直射日光が当たるエアコンへの対処方法

エアコンの室外機が直射日光に当たってしまう場所に設置されている場合は

太陽光線が当たらないように かこいや屋根を取り付けると効率が良くなります

室外機の周りに囲いなどを取り付ける際は

内側で回っているファンの風の流れを遮らないように設置しましょう

近くの日陰になる場所に冷媒管を延長し室外機を移動しましょう

冷媒管の距離が長くなりすぎると冷暖房効率が落ちるので注意しましょう

いつも以上に住民が多い場合

普段使っているエアコンが急に冷えなくなったと感じる理由の一つに

人が増えたからなども考えられる場合があります

本家や実家などお盆などで普段よりも部屋の中で多くの人数で過ごす場合があります

人数が増えるとエアコンの風が弱まったと感じられるかもしれません

一時的な対処法としてカーテンや雨戸を閉めるなど

外部からの熱の侵入を少しでも減らせるように心がけましょう

根本的な対策としてはエアコン本体を1ランク大きいものに

買い換えることで解消されます

エアコン本体の故障

リモコンを押しても反応しないときや

エアコンの室内機の中にあるファンが動かない場合などで

はエアコン本体の故障が考えられます

本体の故障は様々な原因が考えられます

操作制御基板の故障

エアコンを制御するための電子基盤です

小動物の侵入や漏水経年劣化で故障する場合が多いです

電磁弁の故障

冷媒管の中のガスの行き先を切り替える装置です

物理的に何度も動く装置でガスを漏らさずに高い密閉度を保ちながら開閉します

経年劣化の影響を多く受けます

コンプレッサーの故障

冷媒ガスを圧縮するための装置です

室外機の中に搭載されておりエアコンが稼働する間多くの電流を消費します

室外機の中とはいえ外部に置かれるものなので環境や経年劣化の影響は大きいです

ファンの故障

コンプレッサーについて2番目に電流を消費します

室内機、室外機ともに搭載されており、稼働中は常に回り続けているため

故障しやすい場所でもあります

室外機のファンに至ってはファンの羽とモーターをつなぐ箇所の

油で満たされたベアリングの中に砂やほこりが混ざり

固まって故障する場合があります

その他にも故障する箇所は様々です

私の経験からも小動物の侵入などもありました

エアコンの室外機の基盤の中にナメクジが横たわっていて

基盤の中の電流がショートしている状態でした

ナメクジを取り除くことにより正常にエアコンが起動したケースもあります

故障への対策

エアコンの故障箇所を特定するのは非常に困難です

専門家、製造メーカーに依頼し修理又は新しいものに買い換えましょう

冷媒ガスの漏れ

エアコンの室内機や室外機両方とも動いているのに吹き出し口から

冷たい風が出てこない場合の多くは冷媒ガスの漏れが考えられます

冷媒ガスを送るための冷媒管は物理的に接続されているため

また外部に設置され環境の影響を受けやすく経年劣化や少しの原因で

ガスが漏れてしまう場合があります

ガスが漏れる原因

ガスが漏れる理由の多くは室外機の移動や衝撃を与えたことによる原因がが多いです

・庭の草取りやお手入れなどで室外機を動かす

・外装の塗り替えなどで室外機を動かす

・駐車場などにある室外機に車がぶつかる

室外機に繋がれた冷媒管は金属と金属が物理的に接続されています

冷媒管の中には高圧縮されたガスが封入されており

室外機を10 CM 動かしただけでも冷媒管の接続部分に力がかかり

物理的に接続された部分からガスが漏れだします

冷媒管の接続された部分は0.1ミリでもずれてしまうと

ガスはゆっくりと全て抜けてしまいます

・室外機の上に乗る

・室外機の上に物を乗せる

室外機の上に乗ると室外機と冷媒管接続部分は強い衝撃を受けます

上記同様に接続部分は衝撃に弱いためガスが漏れだします

物を乗せ続けると室外機自体が傾き出し中に搭載される冷却ファンが

傾いた状態で回り続け、これはファンの故障にもつながります

また室外機の上に物を乗せると乗せたものが落下し

接続箇所に衝撃を与えガスの漏洩を招きます

漏れた場合の対策

専門家、エアコン工事業者、電気工事士などに依頼し

ガスが漏れている箇所の場所の特定や改修工事をした後

ガスの補充をしてもらいましょう

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