top of page

光で照明を選ぶ!光が心に与える影響!


LED照明の種類

LED照明と言っても様々な種類があります。

大きさや、色、形 様々な種類があって

迷ってしまいます。

多くの方は形、デザインで選ばれるの事が多いかも知れません

そんな中でも今回は、あまり知られていない

光色でのLED照明の違い、特徴や用途をご紹介致します。

光色

LEDの技術は、数年前の日本人科学者のおかげで

青色発光ダイオードが開発されました。

そのおかげで、光の三原色はそろい

LEDの色は、何色にでも変化できます。

生活の中で使われている電球の色は

従来の白熱電球、蛍光灯の色を各社それぞれ

違和感のない馴染みのある色合いを再現しています。

一般的に販売され使われているLED電球の光色では

電球色、昼白色が多く使われています。

光色の違いによる効果

生活、特に住宅内で使われる電球においては

汎用性が求められており。

以下のような効果があります。

電球色

・温かみの演出

・副交換神経への影響 リラックス

・食材を美しく見せる

・白い壁との相対

・火の光の印象

・光の集中

昼白色

・自然な色見

・交換神経への影響 興奮

・目が疲れにくい

・汎用性が高い

・日の光印象

・光の拡散

光による心への影響

人間は感覚器官、五感の内、視覚による影響を

90%以上受けています。

光は様々な物質に反射し、目に入り脳へと伝わります。

又、反射率の違いにより様々な色を脳は認識します。

黒は光を反射しない物質、吸収する物質、と言うことです。

ある国では、日照時間の短い日が続くと

心療科を訪れる患者数が増えると言うデータ

も出ています。

又、心療内科などでは、紫外線の光が持つ

人の心への影響を用いて、治療などにも役立てています。

色の使い分け

光には様々な効果があります。

では、どの様な場面で使いわければ良いのでしょうか。

電球色

リラックスしたい場所 演出したい場所など

に使われます。

昼白色

集中したい場所 作業する場所 汎用な場所

目を長時間使う場所

などに使われます。

実際どのように用いれば良いのか

住宅内での、E-PLAN電気設計 演出実例を書いてみます。

E-PLAN  実例

玄関は、訪問者や帰宅者の心への影響を考えて

リラックスと演出に焦点を置いてみました。

電球色の間接照明、挟角LEDハロゲンを使い、壁のみを照らして

全体空間はその余韻で照らします。

框、靴を脱ぐ段差の近辺には、光源が目に入らないよう

電球色フットライト(指向性壁用埋込)を設置し

この2つの照明は、センサで同時点灯し汎用として動作させる。

また壁には絵画やオブジェの設置で、より演出効果が高まります。

予備で通常スイッチの昼白色ダウンライトを設置すると

掃除や靴の整頓用、目の不自由な方用にも玄関を明るく照らす

ことが出来ます。

まとめ

欧米では古くから、光色による演出を取り入れており

一般家庭でも、スタンドライトやウォールライトなど演出効果の高い

照明器具が多く用いられています。

日本の住宅家庭用は、まだまだ利便性を重視した

照明器具が多いのが現状ですが

デザイン性の高い住宅の普及に伴い、光の演出への価値観は高まって

行くのでは、ないでしょうか。

何気ない毎日に光の演出を加えるだけで、生活はより良く変わります

光色の種類、演出効果で照明器具を選んでみては、いかがでしょうか。

Comments


最新記事
アーカイブ
タグから検索
まだタグはありません。
ソーシャルメディア
    bottom of page