千葉県の周波数は?家電や電気製品を通販で買う時と引っ越し時の注意!
千葉県の周波数は?家電や電気製品を通販で買う時と
引っ越し時の注意!
通販サイトなどで家電製品を購入の際は周波数を確認しなくてはなりません
インターネットで販売される商品は、全国に流通しているため
周波数の違いによっては買った後に使えない
なんて場合も出てきてしまいます
家電製品の購入の前にはお住まいの地域に
その製品の周波数があっているのか確認しておきましょう
周波数とは何か
住宅のコンセントから流れる電源は交流回路です
交流回路はプラスの極とマイナスの極が交互に入れ替わり
電気の流れが変化し続けています
周波数はこの交流回路に流れる電流が1秒間に何回
入れ替わるかを表しています
例えば50hzであれば1秒間にプラスとマイナスを50回
電気の流れを交互に入れ替えているということです
自転車のペダルを踏むと右足左足と入れ替えてエネルギーが伝わり
前に進んでくようなイメージです
回転するエネルギーが横方向に時間軸上移動するので
波形は波のような形を描きます
一番高いところから低いところを通り
また最初の場所に戻ってくるまでを1回転とし
これが1秒間に何回行われているのかを表しています
周波数は「Hz」ヘルツで表されます
かつては、サイクル毎秒とも呼ばれていました
1970年代に計量法により「Hz」ヘルツに統一されています
2種類の周波数
日本には2種類の周波数で電気が供給されています
東日本側が50hz 西日本側が60hz
中部電力と東京電力の境が周波数の堺となっており
市町村ごとに区切られているのではなく電力会社の供給網によって
区別されているので地域をまたいで供給されている場所もあります
千葉県は東日本側なので50hz の周波数で供給されています
なぜ日本国内に2種類の周波数があり煩わしいことになっているのか
それは日本に初めて電気を供給するために最初に設置された
発電機が2種類あったからです
関東地方はアメリカ製の発電機を導入し
関西地方はドイツ製の発電機を導入しました
これにより地域によって周波数が違っています
家電製品や電気製品をご購入の際は周波数が合っているかどうかの確認をし
引っ越しなどの際も東日本側から西日本側へ引越しする時なども
元々持っている家電製品の周波数が合わない場合がありますので注意しましょう
近年では多くの家電製品が50hz/60hzと表記されてきておりどちらにも対応している製品も増えてきています
単独表示のものは使える地域が限定されています
その中でも電気エネルギーをモーターの回転や熱への変換に使うような家電製品では
周波数が違うとそのままエネルギーとして伝わるため
回転が遅くなったり熱が多く発生したりします
家電の寿命を縮めたり本来の性能を発揮できなかったりしてしまいます
単独表示と兼用表示
これらの製品はどちらの周波数にも対応している物が多いです
電気こたつ、電気コンロ、電気ポット、電気毛布、トースター、パソコン
テレビ、ラジオ、電気ストーブ
これらの製品は周波数によって性能が変化します
ジューサー、ミキサー、換気扇、温風暖房機、掃除機、扇風機、ドライヤー
これらの製品は周波数によって利用できない場合があります
衣類乾燥機、電子レンジ、洗濯機、電気時計、タイマー、テープレコーダー
オーディオ
周波数が違い家電製品が動いたとしても発熱などにより
火災の原因になる危険性もあるのでご購入や引越しの際などは
周波数がいくつなのかを確認しておきましょう
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